ズーム目黒かむろ坂/事故

竣 工 2021年10月
最寄駅 武蔵小山駅徒歩7分
総戸数 50戸

住 所 東京都品川区小山台1-13-7
概 要 地上7階 RC造
駐車場 ―
■物件名フリガナ
ズームメグロカムロザカ
ZOOM目黒かむろ坂

■近隣周辺施設情報
東急ストア武蔵小山駅ビル店まで約680m
セブンイレブン品川小山台店まで約500m
品川小山三郵便局まで約670m
カネコクリニックまで約400m
小山台東公園まで約440m
武蔵小山駅ビルまで約660m
ライフ武蔵小山店まで約610m
スーパーオオゼキ武蔵小山店まで約870m
ファミリーマート小浦西五反田4丁目店まで約490m
セブンイレブン武蔵小山西口店まで約730m
くすりセイジョー目黒本町店まで約900m

物件名 ズーム目黒かむろ坂
所在地 東京都品川区小山台1-13-7
最寄駅 東急目黒線「武蔵小山駅」徒歩7分
物件特徴 REIT系ブランドマンション、デザイナーズ、ペット可
構造規模 地上7階 RC造
総戸数 50戸 築年月 2021年10月

■駐車場   ―
■バイク置場 有/月額2,200円
■駐輪場   有/月額550円
―――――――
■設 計   株式会社エアリアル
■施 工   大旺新洋株式会社東京建築支店
■管理形式  巡回管理
―――――――
■保 険   借家人賠償付き火災保険要加入
■ペット   相談(敷1積増)
■楽 器   不可
■保証会社  利用必須
―――――――
■間取り
□1R~2K(21.12㎡~51.90㎡)

※駐車場・バイク置場・駐輪場の詳細はお問合せ下さい。
※カード決済希望時はスタッフにお問合せ下さい。

気泡コンとは、セメントや生石灰などのコンクリートの材料を高温で熱して気泡加工した「軽量気泡コンクリート」のこと。コンクリートの中に無数の気泡が含まれているため、エアーコンクリートとも呼ばれる程、通常のコンクリートに比べて軽いのが特徴です。

気泡コンを板状にした建材のことをALCパネルと呼びます。主に外壁に使われることが多い、ALCパネル。1962年にヨーロッパからALC技術が伝わって以降、半世紀以上に渡って、国内のあらゆる建物に使われてきました。

軽量化されたコンクリート
気泡コンの特徴の1つは、気泡加工によって軽量化されていること。その重さは、一般的なコンクリートの約1/4と言われています。軽さを誇る一方で、強度が高いことも気泡コンの魅力です。

ALCパネルはその耐久性の高さゆえ、戸建住宅やアパート以外にも、マンションや超高層ビルで使われています。地盤が弱い地域で重量のある建物を造ると生じるのが、地盤沈下のリスク。そうしたときにも、建物全体の軽量化が図れる気泡コンは重宝されるのです。

気泡コンを使った「ALC造」は鉄骨造の一部
一般的に「ALC造」と記載されるものは、鉄骨造の一部に分類されます。これは、外壁にはALCパネルを使いつつ、柱や梁といった骨組みは鉄骨で構成されているためです。鉄骨ALC造と記載されることもあります。

一方でALCパネルは、鉄骨の建物だけでなく、木造の外壁にも広く使われてきました。しかし、木造に使用されているときは、ALCの表記がされていないことも多くあります。木造物件でALCパネルの使用有無を確認したい場合には、不動産屋さんに問い合わせをすると良いでしょう。

気泡コンのメリットとデメリット
賃貸物件探しをする上で気になるのが、気泡コンが使われたALC造の物件に住むメリットとデメリットです。これらを知れば、気泡コンやALC造の建物の良し悪しが判断できるようになります。

気泡コンのメリット
気泡コンが使われている建物に住む上でのメリットは、断熱性や耐火性、耐久性、防音性が高いことです。

断熱性
ALCパネルは、表面の温度が裏面に伝わりにくい構造になっています。そのため、一般的な外壁材に比べて外気の影響を受けにくく、夏の暑い日も冬の寒い日も、部屋の中の温度を一定に保ちやすくなるのです。断熱性の高さは、快適性に繋がるだけでなく、エアコン効率も良くなるため、経済的とも言えます。

耐火性
そもそも気泡コンは不燃材料であり、耐火性に優れています。原料に有機質が含まれていないため、火災時に有害物質が出ることもありません。

もしもの火災リスクを考えると、耐火性の高さは重要です。火災は自分の不注意によるもののほか、隣戸や近隣建物からのもらい火による延焼、放火、地震によるものなど、身近に潜むあらゆるリスクによって引き起こされます。壁の耐火性が高ければ、もらい火のリスクや、居室内の延焼リスクを軽減することができ、日常生活を送る上での安心材料にもなるでしょう。

耐久性
気泡コンは、経年変化しにくい素材で構成されています。そのため、ALCパネルはひび割れや反りなどが起こりにくく、長い期間安心して使用することが可能です。定期的にメンテナンスをすれば、ALCパネルの耐久性は50年以上とも言われています。

防音性
ALCパネルを使った建物は、一般的な木造や軽量鉄骨造の建物に比べて防音性が高いのもメリット。内部に含まれる気泡が音を吸収する役割を果たし、外からの音を通しにくくしているのです。ただし、防音性は壁の厚さやメンテナンス状況、遮音材の有無によってもその効果が変わります。

騒音の有無は、暮らしの快適性を左右する要素。外からの騒音が入ってこない、自分の出す音が周囲に漏れない、またはそれらが最小限に留められている環境であるか否かは、賃貸物件探しにおいても重要なポイントです。

気泡コンのデメリット
気泡コンが使われた賃貸物件に住むデメリットは、適切に管理されていない物件では雨漏りの心配があること。その性質上、気泡コンには吸水力が高いという側面がある一方で、耐水性は低いとされています。防水加工がされていない状態で長時間雨にさらされると、内部に水が浸透し、膨張やひび割れ、腐食に繋がり、雨漏りを引き起こすのです。

通常、ALCパネルには防水加工が施されています。しかし、風雨にさらされることでその効果は徐々に減衰。そのため、定期的なメンテナンスが不可欠です。

賃貸物件の中には、大家さんや管理会社によって建物の維持管理がしっかり行われているものと、そうでないものがあります。これを見極めるには、内見時に建物周辺や共用部分の管理状況を見るのがポイント。外壁のひび割れが散見されたり、塗装がはげていたり、周辺に雑草が伸び放題になったりしている場合には、特に注意しましょう。

気泡コンを使っていない主な建物構造とは
気泡コンでできたALCパネルが使われていない主な建物の構造は、木造や鉄骨造、鉄筋コンクリート造などです。各構造の特徴をALC造のものと比較し、建物の構造を選ぶ上での参考にしてみましょう。

木造
日本で昔から親しまれてきた木造は、戸建住宅やアパートにおける代表的な構造です。木造の特徴は、調湿性や通気性の高さ。建築コストが安く、賃貸物件の賃料も安く設定されています。

一方で、他の構造に比べて劣るのが耐久性や耐震性、耐火性。加えて、ALCパネルを使っていない通常の木造住宅の場合は、防音性が低いとされるのが一般的です。特に、集合住宅であるアパートでは、隣戸からの生活音や話し声が聞こえることも珍しくありません。

軽量鉄骨造
木造と並び、戸建住宅やアパートの代表的な構造である、軽量鉄骨造。比較的安い賃料に加え、木造に比べて耐震性や耐久性が高いことも選ばれる理由です。

木造同様、ALCパネルを使っていない場合は、断熱性や防音性が低いというデメリットがあります。当然、物件ごとの壁の厚さにもよりますが、隣戸から聞こえてくる音が気になることも多いでしょう。また、通気性や調湿性は、木造よりも劣るという側面があります。

重量鉄骨造
3階以上のマンションやビルの建築に用いられることが多い、重量鉄骨造。鉄骨がもつ「折れにくい」という性質上、一定の耐震性と耐久性があります。使用される鋼材は6mm超で、それ以下の鋼材を使う軽量鉄骨造に比べて造りが頑丈です。

重量、軽量問わず、鉄骨造は耐火性が低いのが難点。鉄には、温度の上昇とともに柔らかくなり、強度が低下するという特性があります。よって、耐火被覆加工と呼ばれる、耐火性を高める処置がされているかが、鉄骨造の物件を選ぶ上でのポイントです。防音性は軽量鉄骨造同様、あまり期待できません。

鉄筋コンクリート造
大型マンションや高層ビルに用いられることが多い、鉄筋コンクリート造。鉄筋の周りにコンクリートを流して固めた部材で建物の主要部分を構成しており、その高い強度が魅力です。耐久性のほか、耐震性や耐火性、防音性においても優れています。

一方で、鉄筋コンクリート造は木造や鉄骨造に比べて建築コストが高いため、賃貸物件の家賃も高いのが一般的です。また、気密性の高さは、防音性の観点からはプラスの要素である一方、湿気がこもりやすいという点ではマイナス要素でもあります。

鉄筋コンクリート造の強度をさらに高めたものが、鉄骨鉄筋コンクリート造。超高層ビルや大型マンションで用いられることが多く、その強度や性能の高さに比例してコストや家賃は高くなっています。

気泡コンの防音性は内見時に要確認
気泡コンは先述のとおり、その防音性の高さがメリットの1つです。しかし、その性能については個々の物件によって多少の差があります。つまり、同じようにALCパネルを使っていても、その防音性能は物件によって異なるのです。

音の感じ方は人によって様々。周辺環境によっては、求める防音レベルが変わることもあります。よって、個々の物件の防音性は内見時に自分の耳で確認したり、部屋の位置や隣戸の間取りについて可能な限り情報収集したりしておくことがオススメです。

防音性能は物件によって異なる
外壁にALCパネルを使った物件の場合、防音性能の度合いを左右する要素の1つとして挙げられるのが、壁そのものの厚さ。現在、国内にはALCパネルを製造しているメーカーが3社あります。各社共にJIS規格(※)に準拠して製造しているものの、その厚さは37mmであったり50mmであったりと必ずしも同一ではありません。

音の聞こえ具合や響き具合については、内見時に窓を閉めきった状態で、自分の耳で確認すると安心です。曜日や時間帯で外の騒音レベルが異なる環境の場合は、家にいることが多い時間帯か、最も騒音が大きい時間帯に合わせて内見をすることをオススメします。例えば、大通りに面した物件の場合、昼間と夜間、平日と休日ではその交通量の差から、外の音の聞こえ具合には差があるからです。

部屋の位置や隣戸の間取りも重要
防音性を意識する上では、部屋の位置や隣戸の間取りも重要。外からの騒音を気にする場合は、外に接する壁や窓が多い角部屋は避けた方が無難です。他方、隣戸からの騒音を気にする場合には、中部屋よりも角部屋の方が快適に暮らせます。

居室内のどこが隣戸と接しているかによって、互いの音の伝わり方も変わってきます。例えば、お風呂やトイレなどの水回りが接している場合には、生活音や話し声が伝わりにくくなるため、隣戸からの騒音の心配は少ないです。隣戸の間取りについては不動産屋さんの手元に資料がない可能性もあるため、内見日までに用意してもえるよう、事前に依頼しておきましょう。

気泡コンを使った賃貸物件はこんな人にオススメ!
気泡コンが使われた賃貸物件へ入居は、「家賃は抑えたいけれど、一定の性能を求める人」にオススメです。気泡コンのメリットは、断熱性や耐火性、耐久性、防音性の高さ。鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の物件では、より高い性能が期待できるものの、家賃の高さがネックになります。よって、家賃と性能のバランスを重視する場合にオススメなのがALC造です。

パークハビオ芝浦/事故

竣 工 2014年12月
最寄駅 田町駅徒歩7分
総戸数 84戸

住 所 東京都港区芝浦2-13-7
概 要 地上13階 RC造
駐車場 1台
■全部屋対象/初回保証料/弊社負担で無料
■全部屋対象/火災保険料/弊社負担で無料

■903号室
■フリーレント1ヶ月キャンペーン

■物件名フリガナ
パークハビオシバウラ

■近隣周辺施設情報
ピーコックストア芝浦アイランド店まで約310m
マルエツプチ芝四丁目店まで約440m
ピーコックストアグランパーク田町店まで約550m
miniピアゴ 芝浦2丁目店まで約80m
STORE100芝浦二丁目店まで約130m
セブンイレブン芝浦ベイワード店まで約200m
ドトールコーヒーショップ芝浦3丁目店まで約220m
スーパーみなとやまで約220m
オリジン弁当芝浦店まで約250m
芝浦クリニックまで約240m

物件名 パークハビオ芝浦
所在地 東京都港区芝浦2-13-7
最寄駅 JR山手線「田町駅」徒歩7分
物件特徴 REIT系ブランドマンション、デザイナーズ、ペット可
構造規模 地上13階 RC造
総戸数 84戸 築年月 2014年12月

■駐車場   1台(身障者用)
■バイク置場 4台
■駐輪場   84台(ラック式)
―――――――
■設 計   TSUCHIYA株式会社
■施 工   TSUCHIYA株式会社
■管理形式  通勤管理
―――――――
■保 険   借家人賠償付き火災保険要加入
■ペット   相談(敷1積増)
■楽 器   相談(ピアノ)
■保証会社  利用必須
―――――――
■間取り
□1R~2LDK(25.20㎡~52.45㎡)

※駐車場・バイク置場・駐輪場の詳細はお問合せ下さい。
※カード決済希望時はスタッフにお問合せ下さい。

テラス月島/事故

竣 工 2021年11月
最寄駅 月島駅徒歩4分
総戸数 44戸

住 所 東京都中央区佃2-22-3
概 要 地上12階 RC造
駐車場 ―
■全部屋対象/初回保証料/弊社負担で無料
■全部屋対象/火災保険料/弊社負担で無料

■物件名フリガナ
テラスツキシマ

■近隣周辺施設情報
マルエツ佃店まで約220m
コミュニティ・ストア佃おおぼし店まで約80m
リンコスリバーシティ店まで約300m
株式会社富士マート月島店まで約480m
株式会社グルメシティ関東月島店まで約500m
マツモトキヨシ佃二丁目店まで約280m
石川島記念病院まで約80m
中央区立月島図書館まで約570m
石川島公園まで約250m
りんかい月島クリニックまで約200m
リバーシティ21郵便局まで約150m

物件名 テラス月島
所在地 東京都中央区佃2-22-3
最寄駅 都営大江戸線「月島駅」徒歩4分
物件特徴 REIT系ブランドマンション、デザイナーズ
構造規模 地上12階 RC造
総戸数 44戸 築年月 2021年11月

■駐車場   ―
■バイク置場 ―
■駐輪場   2台(平置式)月額550円
24台(スライドラック式上段)月額220円
24台(スライドラック式下段)月額440円
―――――――
■設 計   株式会社ジムス建築設計事務所
■施 工   南海辰村建設株式会社東京支店
■管理形式  巡回管理
―――――――
■保 険   借家人賠償付き火災保険要加入
■ペット   不可
■楽 器   不可
■保証会社  利用必須
―――――――
■間取り
□1K~1LDK(25.15㎡~50.47㎡)

※駐車場・バイク置場・駐輪場の詳細はお問合せ下さい。
※カード決済希望時はスタッフにお問合せ下さい。

事故物件とは、入居者が何かしらの原因によって死亡した物件のこと。賃貸物件に限らず、不動産取引全体でこのような物件を「事故物件」と呼びます。「誰かが亡くなった部屋」と聞いて、ネガティブなイメージを抱く人が多いのではないでしょうか。

入居者が何らかの原因で死亡した物件
新ガイドラインの発表前は、事故物件について明確な定義や基準がありませんでした。そのため入居者の死因を問わず、人が亡くなれば一様に事故物件と呼ぶことも…。つまり、事故物件には自殺や他殺、火災による焼死だけでなく、老衰や病死といった自然死までもが含まれているケースがあったのです。

たとえ同じ物件であっても、事故物件と認定するか否かは不動産屋さんによっても異なっていました。事故物件はネガティブなイメージが強く、一度事故物件になってしまうと、入居者を見つけにくくなるだけでなく、家賃も減額せざるをえません。一方で「自然死は日常生活において起こりうるもの」という見方から、自然死は事故物件に含まないケースも多くありました。

「心理的瑕疵」がともなう物件
事故物件とは、「心理的瑕疵(かし)」がともなう物件とも言い換えられます。心理的瑕疵とは、不動産取引をする上で入居や購入の意思を左右させうる、ネガティブな事象のこと。つまり、心理的瑕疵がともなう物件とは、心理的に「ここには住みたくない」と思わせるような、重大な欠陥があることを意味します。気に入った物件であっても、「前の入居者が居室内で自殺した」という事実を聞かされて入居を見合わせる、というのがその典型例です。

事故物件の告知義務とは
不動産取引の仲介業務を担う不動産屋さんには、入居希望者や購入希望者に対して物件の瑕疵を伝える義務が課されています。重要事項説明書に記載の上、その説明の際に伝えるのはもちろんのこと、入居や購入の意思決定をする前にその事実を告知しなければなりません。

仲介の不動産屋さんが告知しないのは違法
事故物件であるという事実を含め、重要事項に該当する事実の告知義務は、宅地建物取引業法という法律で定められています。例えば、仲介の不動産屋さんが事故物件であると知っていたにもかかわらず、入居者確保に不利になるからと、その瑕疵情報を隠して契約をさせることは違法です。こうした行為があった場合、仲介の不動産屋さんは入居者から不法行為に基づく損害賠償を請求されたり、宅建業法違反によって業務の一時停止や情状の重さによっては宅建業の免許が取り消されたりします。

ガイドライン制定前は、告知範囲や期間に定めがなかった
入居者への告知義務が定められていた一方で、ガイドライン制定前は、事故物件の告知範囲や期間に対する明確な定めがありませんでした。業界の商習慣や取引事例、判例に基づいて、不動産屋さんがある程度独自のルールで取り扱っていたのです。

入居募集をしている部屋の中で入居者が亡くなった場合に限定して告知していた不動産屋さんもあれば、共用部分で発生したものまで告知していたところもありました。告知期間についても、不動産屋さんによって考え方は様々。あらかじめ2年や3年というように期間を決めて告知していた不動産屋さんもあれば、事件や事故発生後の入退去の回数で決めていたところもありました。

特に都会でよくあったのが、事故や事件発生後に1人でも入居すれば、たとえその人がすぐに退去したとしても次の入居者募集以降は告知しないというやり方。中には、自社の社員を一時的に住まわせて、告知義務を果たしたことにしてしまうような会社もあったのです。

地方では都会に比べて、周囲の住人の入れ替わりが活発ではありません。そのため事故や事件の記憶が風化しにくく、何年にもわたって告知しているケースも…。アパート内の一室で自殺が発生し、他の部屋の入居者も気持ち悪がって退去。物件全体についたマイナスイメージが払拭されず空き部屋だらけになり、最終的に建物を取り壊した、というような事例も発生していました。

事故物件の取り扱いに関する新ガイドライン
これまで明確な基準がなかった事故物件の取り扱いに対して、2021年10月8日に国交省が新たにガイドラインを制定しました。今後は本ガイドラインが取引時の判断基準として参照される予定です。

参照:国土交通省「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」

新ガイドライン制定の背景や目的とは
新ガイドライン制定の背景としては、不動産屋さんごとに事故物件の取り扱いが異なっていたことや個別のケースごとに判例が異なっていたことが挙げられます。こうした事象を防ぐために、実際の取引事例や判例を参考にして一定の基準を設けたのが本ガイドラインです。

ガイドラインには法的拘束力はありません。しかしその位置づけは、宅地建物取引業者である仲介の不動産屋さんが不動産取引の実務に携わる上で「判断基準とするもの」とされています。

一般的に、自然死のリスクが高いとされる高齢者の入居は、大家さんに敬遠されがち。特に、単身の高齢者に対してはこの傾向が顕著です。これらを受け、高齢者が賃貸物件へ入居する際のハードルを下げるという目的もあります。

自然死や不慮の事故による死は告知すべき事案から除く
新ガイドラインでは、過去に人の死が発生した居住用物件について、以下に該当する場合はその事実を入居者や入居希望者に告知しなくて良いとしています。

自然死
日常生活による不慮の死
人はいつか亡くなるものであり、自然死の発生は特別なことではありません。階段からの転落や浴室での転倒、誤嚥(ごえん)などの不慮の事故も、日常生活で起こる可能性は十分あります。このように日常生活で当然起こりうる死については、不動産取引時の判断を左右する重要な要素ではないと認められたのです。

ただし、自然死や不慮の事故による死であっても、特殊清掃が発生した場合は例外。入居者の死後、一定期間にわたって発見されなかった際には臭気や害虫を取り除くために、消臭や消毒を含む特殊清掃が必要になります。この事実は入居者の意思決定を左右すると考えられ、事故物件として取り扱われるのです。

したがって、新ガイドライン制定後における事故物件とは、自然死や不慮の事故死以外の死や特殊清掃が必要になる死が発生した物件を指します。

ベランダやエレベーターなどの共用部分も告知対象
アパートやマンションなどの集合住宅では、ベランダやエレベーターなど、日常生活を送る上で使用する共用部分で起こった事故や事件についても告知対象としています。他方、同じ建物内の別部屋で起こったものや日常生活で通常使用しない共用部分で発生したものについては告知対象外です。

ガイドライン制定前は、共用部分で発生した事故や事件はその経過期間やその後の入居者の人数に問わず、一切告知されないケースもありました。しかし、日常的に使用する場所における事案の有無は住み心地にも影響を与えることから、告知対象として明記されています。

なお、ベランダは専有部分と思われがちですが、正しくは共用部分に該当します。ベランダが属する部屋(専有部分)の入居者に対して専有使用権が与えられているために、ある程度自由に使用できるのです。

告知期間は事案の発生からおおむね3年間
事故物件である旨の告知期間は、人の死が発生してからおおむね3年間。ただし、この期間は賃貸物件のみに適用されます。売買物件については取引事例や判例不足から、告知期間は定められていません。 なお、特殊清掃が行われた場合の告知期間は、その人の死が「発覚」してからおおむね3年間です。

一方で、事案の発生や発覚からの経過期間や死因にかかわらず、以下に該当する場合はたとえ告知期間を過ぎていても、仲介の不動産屋さんから入居者や入居希望者に対してその事実が告げられます。

入居者及び入居希望者から問い合わせがあった場合
社会的な影響の大きさから、入居者及び入居希望者が把握しておくべき特段の事情があると認識した場合
つまり、経過期間や死因にかかわらず人の死が発生した物件に住みたくない場合は、不動産屋さんに自らたずねることで過去の事故有無を確認できるのです。ただし、仲介の不動産屋さんが大家さんや管理会社に問い合わせた結果、不明であるとの回答を受けたり、無回答であったりした場合は、その旨がそのまま伝えられます。

事故物件を契約しないためにできること
事故物件に対する考え方は人それぞれです。中には、特に事故物件も気にならず、むしろ家賃の安さを魅力に感じて入居を決める人もいます。

一方で、事故物件には入居したくないと考える人は少なくありません。新ガイドラインは制定されましたが、事故物件に入居しないよう自分自身でも気をつけたいという人や経過期間にかかわらず人の死が発生した物件には住みたくない人は、以下のポイントを押さえてお部屋探しをしましょう。

「瑕疵あり」「告知事項あり」の記載がないか確認する
物件情報の備考欄や特記事項に「瑕疵あり」「告知事項あり」の記載有無は要確認ポイントです。入居者にとって心理的な瑕疵がある場合のほか、その物件に住む上での物理的瑕疵や環境的瑕疵がある場合などに、これらが記載されます。

物理的瑕疵物件とは、地盤沈下が進んで建物が傾いていたり、耐震強度に問題があったりと、建物そのものに欠陥がある物件のこと。環境的瑕疵物件は、物件の周囲に火葬場や墓地などの「嫌悪施設」があるものを指します。嫌悪施設には、暴力団事務所や刑務所、風俗店なども含まれます。

心理的瑕疵に限らず、何かしらの瑕疵があるという事実は、入居者にとってネガティブな情報です。一方で、インターネット(以下、ネット)上の物件情報欄には詳細な内容までは記載されていないのが一般的。そのため、これらの記載がある場合は必ず問い合わせをして、詳細を確認しましょう。

条件が良すぎる物件に注意する
他の物件に比べて明らかに条件が良い、家賃が安いという場合は、注意が必要です。特に、近隣の似たような条件の物件に比べて家賃が2割から3割程度、またはそれ以上に安くなっている場合は、それ相応の理由がある可能性も否めません。条件が良いにもかかわらず、建物全体で空室が多い場合も注意しましょう。

条件が良い物件であれば比較的早く入居者が決まることが多く、早々に掲載終了となってしまうのが一般的。ネット上に掲載しない場合もあります。

不自然な修繕箇所がないか内見時に確認する
内見時には、物件内に不自然な修繕箇所がないか確認しておくのも大切です。例としては、居室内のフローリングや浴室内の一部のみが新しくなっている場合が挙げられます。明らかに色や新しさが違う部分を見つけた際には、修繕履歴やその理由をねてみると良いでしょう。

テレビや新聞などに出るような事件があった物件の場合は、外壁の塗装をし直して外観を変えたり、物件名を変えたりしていることもあります。外壁塗装や名称変更はオーナーチェンジにともなって行われる場合もありますが、少しでも気になる点がある場合には、不動産屋さんにねておくと安心です。

不動産屋さんに前の入居者情報をたずねる
上記のような気になる点がある場合は、仲介の不動産屋さんにお願いをして、可能な範囲で前の入居者情報を管理会社や大家さんにたずねてもらうのも良いでしょう。当然、個人情報やプライバシーに関わる内容は伝えられませんが、居住期間や転居理由、属性など、大まかな内容は教えてもらえる可能性があります。

前の入居者が退去してからの空室期間が長い場合は、その理由をたずねてみるのもオススメです。事故物件でない場合も、長期間入居者が決まらなかった理由によっては、入居を思い留まるかもしれません。

ネットで調べる
事故物件情報は、ネット上でも手軽に調べられます。「大島てる」というサイトが有名で、いつ頃どのような事案が発生したかという情報を地図上で確認することが可能です。ただし、居室番号までは分からないことや、実際に発生した全ての情報が掲載されているわけではないことを覚えておきましょう。

また、情報源は一般ユーザーの投稿によるものです。そのため、全ての情報が正しいものとは言い切れません。参考までに調べつつ、その上で不動産屋さんにたずねることをオススメします。